2021年9月の出来事について

2021年9月頃、母は長い横浜市大病院の入院生活を終え、無事に退院しました。

家に帰ってきて判ったことは、母は卵巣がんの手術は無事に終えたものの、癌が胃に転移しており、胃がんであることを医者から言われたそうです。

そのため、なんとしてでも母は胃がんを治すことが課題となりました。

そこで、母はしばらく家で過ごしながら様子を見ることになりました。

2017年~2019年の出来事

そのとき思い出されたのが、2017年のことです。2017年に母は一度、胃がんの手術を終えており、私は次のような内容を母に紙に書きました。
「一度がんになった人は、またなる可能性があるので、徹底して予防する必要がある。」

すると母は次のように言いました。
「がんになんかならない!」

私は母のこの答えに驚きました。一般的に一度がんになった人はそういう体質や環境なので、それを改善する必要があることは十分必要なことだからです。

そこで、このことで母と少し口論になったことがあります。母は「がんになんかならない!」と何度もいいはって、私の忠告を無視してしまいました。実に残念な話です。

そのあと、私が母にゲルソン療法として、無添加無農薬のにんじんジュースの存在を教えてあげました。
無添加無農薬のにんじんジュースは、私自身が健康のために欲しくて、わざわざ低速ジューサーまで買ったのですが、それとともに、母のためでもあったのは事実です。

そこで、一緒に無添加無農薬のにんじんジュースを作ったことがあります。

私は「これを定期的に飲めば、予防の面できっとプラスに働くだろう。多少面倒だろうけど、こんなことで予防できるのであれば安いもの」と言いました。

母はゲルソン療法の良さは十分理解できたところまでは良かったのですが、「こんな面倒なことをして、やってられない」と言いました。

しばらくは、一緒に作っていたのですが、母とはしばしば口論に至りました。

人参ジュースを作るときに、母は私が教えた正しい人参ジュースのレシピ通りにしないし、おまけに「こんな面倒な」と不満を次々と言い出し、結局母はある時期に人参ジュースを作るのをやめてしまいました。

私からすれば、「いやいや、この程度の面倒さでがん予防できるならお安い、という判断は母にはないのか?」という思いが私にはありました。

私はあまりにわからずやの母に対して「いつかがんになっても知らないよ、人参ジュースを今後飲まなくてもいいわけ?」と言いました。しかし、母の姿勢は変わりません。

要は、母は人参ジュースの良さを十分理解できているのに、面倒なことはやりたくないという気持ちのほうが勝っているのです。

母はがんに対して油断もいいところです。あまりの母の態度に人参ジュースを与えるのはこりごりだ、とまで思わせるほどでした。

そこで、私はネット販売の人参ジュースを自分用として購入することにしました。

今はどうすることもできませんが、あのとき、母の友人の何人かが「長男さんの言う通りよ、和美さん」と言ってくれていたのであれば、母の考えは大きく変わっていたかもしれません。

とはいえ、母は多少、がんにならないように予防はしていたようなので、私からすれば、「母は油断だらけのがん予防の状態だった」ように思います。

2021年9月

2021年に母が退院してからは、私の薦めもあって、母はすぐさまネット販売している無農薬無添加の人参ジュースを飲むようになりました。

私が忠告していたことが、このときになってようやく理解できたのでしょう。はっきり言って遅いですが、まだ希望はありました。

そこで、母に再びYoutubeでゲルソン療法の動画をたくさん見せました。1日10杯まで人参ジュースを飲む必要があるとのことです。

そこで、母のほうから「1日10杯の人参ジュースを飲みたい」と言ってきました。

人参ジュースにしか希望を見いだせなかったようで、母は人参ジュースを熱望していたようです。

私は「いきなり10杯はリスクがあるから、とりあえず5杯程度にして様子をみたら?」と言いました。

そして、母はしばらくの間、毎日3~5杯程度の人参ジュースを飲みました。

母は人参ジュースを「おいしい!」と言って喜んで飲んでいました。

この時期に気づくのであれば、なんでもっと前から飲んでいなかったのだろう・・・という思いが私にあったと思います。

この続きは、また別の記事で書かせていただきます。