2021年10月の出来事 Part2

2021年10月の出来事Part2

2021年10月の上旬に母はホスピスへの引っ越しを終え、中ごろになるとホスピス住まいになりました。そのころから、親戚のCさんがよく私を車に載せて、ホスピスまで送迎してくれました。

私はとにかく、母が助かる可能性があるものを片っ端から調べ上げ、ホスピスから出られないという厳しい条件の中で、なんとか母が生きて帰れる方法を探していました。

ここに書いてないことはたくさんありますが、当時は低分子フコイダンをはじめ、医学的にガン研究で助かった様々な情報を入手し、母に試しました。実際にお医者さんや科学の研究者が論文を出したりして効果があったものなど、エビデンスがあったものをメインに試しました。

しかし、問題なのはその画期的な方法を、母は体が受け付けない状態ということです。

フコイダンが本来必要とされる量は、1日に4~8包なのですが、母が一度に飲めるのは1/3~1/5包程度。それ以上は体が受け付けずに拒絶反応をしてしまうようです。

私にいつもそのような内容で返事していました。おそらく好転反応とは思いますが、それが母にはあまりに気持ちよくなかったようで、せっかく生き返る方法があるのに、それを試せる体質ではなかった、といえます。

もし、母が他の部位の病気、たとえば足や子宮などだけが問題であれば、おそらく本来必要とされる分量だけ試せたと思います。しかし、母が受け付けられるのは本来必要とされる分量の1/10とか、それ以下のレベルばかりでした。

マヌカハニー

母はついに、フコイダンでさえほとんど飲めなくなってしまいました。

また、食事はほとんど受け付けず、食事なしに近い状態で、水だけ飲んでいたに近い状況だったといえます。

そんななか、母がお世話になっていた大船の歯医者さんがわざわざホスピスまで会いに来てくださりました。いろいろな方がホスピスまで来てくださりましたが、お医者さんまで来てくださるとは凄いことですよね。おそらく母の何か学校や歌の知り合いというわけではなく、ただ受診していた人の一人だったと思います。そのお医者さんがわざわざホスピスまでお見舞いに来てくださるとは、母はなんと人望があったのでしょう。

その歯医者さんからいただいたマヌカハニーは、母によると極上の高級品だったようで、そこらへんに売っているような普通のマヌカハニーとは大違いだったようです。

母はこのマヌカハニーにすごく助けられ、それだけで生きていた印象です。

私と会うとよく「マヌカハニーいい!ぜったい食べてみて。すごく体にいい」と、しつこいほど私に言っていました。とにかく、そのすすめ方は絶賛するようでした。

仮に母が生きていたとしたら、おそらくみなさんに「マヌカハニーいいわよ、すっごくこれで助けられた。あなた食べてみたら?」とすすめることでしょう。

残念な日本の一般の医療

それにしても、日本の一般の医療は残念でなりません。たしかに、患者さん想いの良いお医者さんはたくさんいると思いますが、あまりに旧来の治療方法に固執しており、新しい先進的なガン治療の研究などまるで無関心だからです。

ホスピスに来ている訪問のお医者さんがいます。その方に低分子フコイダンの話をしたとき、そのお医者さんやホスピスの看護師さんはその言葉さえ一切知らなかったようで、ホスピスの看護師さんはメモまで取っていました。「低分子フコイダンを知らない」というのならまだ理解はできるのですが、「フコイダン」の存在さえ知らないというのには驚きです。

要は彼らにとって教科書に載っていることが全てであり、それ以外の先進的で画期的な研究については全然学習していないことがわかります。

低分子フコイダンは九州大学の白畑教授が、論文をもとに様々な臨床試験をしており、少し調べればすぐにわかることです。実際にあるメーカーの商品は全国の100以上の先進的な病院で採用しているようですし、それ以外のメーカーを含めるとおそらくずっと多くの病院で採用されていると思われます。

また、なんと日本より海外で「日本のフコイダンは良い」と勧められることがあるようなので、なんと海外のほうが日本より日本のフコイダンは評価されている可能性があります。

また、丸山ワクチンは実は実証例がたくさんあり、いまだに多くの人が受けています。そして、治癒例が多数報告されています。助かる可能性は一部の方のようですが、しかし、何もしないよりはずっと良いです。それを、訪問のお医者さんは「まるで効果がない」という勝手な思い込みをされている印象です。

また、丸山ワクチンは昔とちがってネットで手続きできるのに「わざわざ東京まで出向かないといけない」と誤解しているようで、そういう情報不足のために誤った理解をされているようでした。とにかく、先進的な医療の正しい情報を把握せず、面倒と思ってやりたがりません。

たとえ0.1%の低い可能性であろうと、生き返る可能性があれば試せばいいじゃないですか。何もしなければ0%ということを知っていたので、主治医から栄共済病院、ホスピスまでこのような消極的な姿勢に私は残念でなりませんでした。

私は声を出すことを控えなければなりませんし、母も1日に限られた量のメールで対応してくれていたので、これ以上は無理そうでした。

ステント治療

母が助からなかった理由のひとつは、私に情報を出すのがあまりに遅かったこと、そして、主治医にすべてを任せっきりでいたことです。

たしかに、普通に治療して治る病気であれば、医者へすべて任せるのはありでしょう。しかし、西洋医学で治らないとされている病気の場合、主治医に任せっきりという姿勢ほど誤ったことはありません。

母はホスピスに入って10月の中旬~下旬になってはじめて、「胃の周囲が膨れており、それが穴をふさいで食べれない」ということを教えてくれます。

「そんな大切な情報をなんでもっと早く言ってくれなかったんだ!」と私は母に言いましたが、時はすでに遅かったようです。

どうやら母の症状は、それが理由で食事が制限されていたようです。それは医学的に閉塞という種類のもの。

そして、その治療法は調べればなんと「ステント」を胃に入れることで解決できるそうです。物理的に塞がれた部分の穴をステントで開くことで実現するわけで、実際にこの治療法はすでに多くの病院で採用されはじめています。しかし、栄共済ではやってなかったようです。

そこで私は急いでホスピスの主治医に「今からでもいいからすぐにステント治療はできませんか?」と言いましたが、「今はその段階ではありません。もしやるとすれば、栄共済のときであれば間に合ったかもしれません」という返事でした。

おそらく、栄共済では「ステント治療」をせずに、その存在さえ母に教えることなく、そのままホスピスを勧めていたと思うと、主治医だけにすべてを任せるリスクというのを改めて思います。

そして、母がなんですぐに私にこのことで相談しなかったのか、そのとき相談していれば、すぐに病院を変えてステント治療をしてもらい、せめて食事はできるようになって、フコイダンだってたくさん飲めた可能性さえあります。

とにかく、母が救われるのを遅くしたのには、母側にも少なからず原因があるといえるでしょう。

気功・遠隔気功

また、気功で改善しているような報告もいろいろとあります。私が実際に直接教えていただいたこともあります。そして、横浜の気功家の大先生に写真を添付して依頼すると、母の状況をよく理解していただけたようで、なんと先生のほうから無料で遠隔していただけるとおっしゃっていただけました。

その先生の生徒さんは1日8時間の気功で母が治ったことがあるということのようです。

なんとすごい先生なのでしょう!

ただし、直接での訪問は難しかったようです。私のような家族・親族以外の直接の対面はホスピスによって10分程度しか許されていなかったようなので、これもまたせっかく助かる道を、ホスピスによって遠くされていたといえます。先生自体、大人気の先生なので、多くの生徒さんをかかえています。

なお、私自身、西洋医学で改善しなかった症状を何度も気功で直していただいています。そのため、気功や遠隔気功は本物の先生の場合、正直凄いと思います。世の中ではあまり知られていませんが・・・。

昔私がお世話になっていたN先生という女性の特殊能力者で、病状を見抜けるサイキック的な方がいて、その方は、がんクリニックで働いていたことがあります。また、特殊な治療法に非常に詳しく、彼女であれば、と思って私は数年ぶりに電話をかけたのですが、電話はつながりません。いろいろ調査したところ、残念ながら彼女はどうやらすべての人と連絡が途絶えているようです。

このように、私としてはやるべきことはほとんどやり尽くした、という状況です。

電話・メールについて

このころ、母とは頻繁にメールしていました。

後で母の携帯の履歴を見て分かったことですが、私とのメールでほとんど埋め尽くされており、その間に他の人とのメールのやりとりが挟まれいる印象です。

また、母からかけた電話で1番多かったのは、教会の方ですが、2番目はなんと私でした。

私はあれほど「電話をかけて声をださせないで」と頼んでいたにもかかわらず、電話をかけた人で2番目に多いのですから、母からそれだけ信頼があった証と思っています。

なお、母から家族にかけた電話は私がだんとつで1番に多く、ホスピスでは父とはほとんど電話してなかったようです。

母は、すべてを私に任せたようでした。母はそれ以降の状況を察して、葬儀のときに出席する人から友人リストなど、様々な大切な情報を私に与えてくれました。そのときの母の情報は大切にしています。