あの世について

荒井和美のあの世についての世界観を理解するためには、まずはじめに、日本の一般的な宗教やスピリチュアル系の世界観と対比していただいて理解していただいたほうが、よりわかりやすと思います。そこで、ひとまず一般的な宗教の捉え方から解説致します。

仏教、神道、キリスト教では、あの世の捉え方が多少異なる部分がありますが、この世の人生を終えた人があの世で生活する話は、3つの宗教ともに共有できる話かと思います。また、その他の世界中のあらゆる宗教が死後の世界を肯定しており、死後の世界の存在は多くの宗教にとって欠かせないテーマといえるでしょう。

周知の通り、世界中の宗教のほとんどは、生前に他人様に何をしてきたか、神仏のために何をしてきたかによって、あの世での生活状況が決まると教えています。

また、中世の著名な科学者であるスウェーデンボルグはキリスト教圏の人なのに、直接あの世を旅してきてあの世で様々な階層に分かれている霊界を見てきて霊界の存在を著作にして残しています。著名な科学者なところがポイントで当時、彼の著作は世界中に知られるようになりました。その他、世界中で5歳以下の幼児、あるいは退行催眠などによって、あの世や前世の話を話す人が膨大な数であふれ、実際にその前世の話を元に調べたら、話した当人が本来知るはずもない遠い国のローカル情報で事実だったということが多いようです。たとえば、具体的な名前や場所、そこで起きた出来事などです。

このように、死後の世界を裏付ける証拠は調べればたくさん出てきているようです。

仏教

仏教では般若心経や観音経をお唱えしたり、真言宗の場合は光明真言をお唱えするなど、神仏にお願いすることで、神仏によってあの世の魂が救われると、あの世の霊界のランクが上がると言われています。また、お盆などは、古代からある神道の先祖供養と仏教が習合したことが起源のようで、日本でも先祖を供養することで慰霊することを大切にしてきました。

神道

実は、日本では江戸時代より前の葬儀や慰霊は、現代のような仏式ではなく神道式が一般的でメインでした。そのため、わが国では本来、神式の慰霊がメジャーだったとえいます。

しかし、江戸時代に入ると状況は一変します。江戸幕府のキリシタン弾圧政策のために、日本人であれば必ずどこかのお寺に所属させられてしまい、この江戸幕府の政策によって仏教式の葬儀や供養が一般的に広まりました。この名残が現在まで続いているようですが、近頃は神式の葬儀や供養が少しづつ増えてきているようです。

すなわち、古来から江戸時代直前という歴史的に何千年、あるいは1~2万年以上の長期間の間、日本人は神道式で死者の魂を供養することを大切にしてきたのです。

キリスト教

キリスト教のカトリックでは、煉獄と呼ばれる天国へ入る前の浄化や苦しみの場所の霊魂に対して、御父やイエスキリスト、聖母マリアに祈りを捧げることで、煉獄から救われて楽になり天国に入る、とされています。なので、カトリック信者にとって、煉獄の霊魂への祈りは死者を救う大切な祈りの一つといえます。いっぽう、プロテスタントでは煉獄の存在は認めてないようで、カトリック特有の教えのようです。

また、いづれの宗教にせよ、あの世で救われた魂は、その恩をこの世の人に抱くようです。そのため、供養や慰霊などは、この世とあの世の相互関係を良くすること、まさに天国のスプーンのたとえ話のように、天国波動そのものといえるでしょう。

荒井和美とあの世について

荒井和美は死者の魂のために祈りを捧げることがよくありました。具体的には煉獄の霊魂のために祈りを捧げることが多かったといえます。荒井和美は自分の両親をはじめ、多くの死者のために祈りを捧げ、とりわけ煉獄の霊魂のために熱心に祈りを捧げることがよくありました。

とくにロザリオの祈りをよくしていたようです。

あるとき長男が荒井和美に「なんで、母はいろいろなところで助けられることが多いの?」と質問をすると「煉獄の霊魂のために祈りを捧げて魂が救われると、今度はいろいろと助けてくれる」と話していました。そのため、煉獄の霊魂が救われるようによく祈っていたようです。

自分の知り合いの人だけではありません。まったく知らない多くの人が救われるために祈りを捧げていたその姿は長男として立派と思ったものです。仏教でいえば無縁仏が救われるようにお経を唱えていたのと似ています。

荒井和美がパワーあふれて、いろいろ助けられることが多かった背景のひとつは、この煉獄の霊魂が救われるための祈りが挙げられるように思います。

多くの死者が救われるように祈っていた荒井和美、今度はあなたが現世の方々から救われることが長男としての願いです。

長男が個人的におすすめする供養の方法

長男が個人的におすすめするご先祖様や特定の故人のための供養の基本的な方法は2つあります。ただし、これは長男の見解であって荒井和美の考えや主張ではございませんのでその点を予めご了承いただけますと幸いです。

・神仏にお願いする

まずは、神仏に故人が救われるようにお願いする、というものです。死者の魂の霊界のランクが上げる、という目的がある場合は、ただ故人に語りかけるだけでは物足りません。霊界のランクを上げるためには、神仏の御力が必要だからです。その場合は霊界で魂を救える神仏にお願いするようにしましょう。日本の仏壇も神仏にお願いして救っていただくためにあるといえます。

仏教:お経・真言 神道:祝詞 キリスト教:主の祈り・天使祝詞

・故人に語りかける

故人に語りかけると良いそうです。「ありがとう」という言葉や「元気にしてますか?」など、明るい話題だと故人も喜ぶようです。また、近況を報告するのも良いですね。

あの世からすれば、この世の人が泣いて悲嘆にくれいている姿を見るより、前向きで元気にいてくれたほうが喜ぶようです。時には泣いたりしても良いと思いますが、基本的には明るく前向きに語りかけると良いそうです。

肉体の人として終わったこと自体は残念なことかもしれませんが、今現在、霊としてあの世で生活していることを考えると、決してマイナスだけではなく前向きになることができます。過去の荒井和美だけではなく、現在の荒井和美をも大切にしていただけましたら長男としては嬉しい限りです。

あの世の実在性

このサイトへご訪問されている方の中で「あの世は果たして実在するのだろうか?」と疑問に思われている方、あるいは「霊界は信じているけど、どういう世界なのだろうか?」と思われている方のためにご案内致します。

なお、先に書きました通り、以下の内容は長男があの世の実在の説明としてご紹介させていただいている内容であり、荒井和美の世界観とは必ずしも同じであるとは限りませんのでご了承いただけますと幸いです。

また、すべて素晴らしい内容ですので、ぜひご覧になられることをお勧め致します。

エベン・アレグザンダー

脳神経外科医の権威として有名で、ハーバード大学医学大学院、マサチューセッツ大学医学大学院でも教えた実績があります。その方が、かつてはあの世を否定していたのに、自ら死後の世界を体験して世界観が180度代わり、世界的に有名になりました。
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木内鶴彦

日本のコメットハンター(彗星捜索家)。今までに彗星を3つ発見して、全世界から一躍注目を浴びたほどの実績を持ちます。根からの理系人間。臨死体験を何度も繰り返し、死後の世界で驚くべき時空を超える体験をしています。
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飯田史彦

日本の経営学者であり、福島大学の元教授という肩書の方です。生まれ変わりの論文を学術的に徹底調査して、あの世と生まれ変わりについて、証言者の言葉を多数紹介し、膨大なデータから判ったことを「生きがいの創造」という本にして出版しています。
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