久々の投稿です。しばらく投稿できてなくて申し訳ございません・・・。
たまには、エピソードを書かせていただきます。
私の誕生日に手紙とプレゼント。クリスマスにはカード。
手紙に書いてあったこと
私が実家を離れて東京に住んでいたころ、私の誕生日になると、母は必ずといっていい程、手紙またはプレゼントを送付してくれました。クリスマスにもメッセージカードをよく送付してくれました。
メールができるようになってからは誕生日にメールが来ました。
実家にいるときは、たびたび・・・ひどい口ゲンカをすることがありましたが、実家から遠くで住むと、母は思いやりでいっぱいです。。
母から来る手紙にはだいたい私がこの世に誕生したころの状況(何時ごろ生まれて大きさは~などです)と、お祝いのメッセージが多かったです。
毎回似たような誕生当時の内容が多くて「またこの話?」と思えてしまう時もありました。
その一方で、たとえ似たような内容であっても、思いやりがある文面なので「きっと親としてはこういう思いだろう・・・」、と捉えて私としてはうれしかったです。
すごく手が込んでいて、便せんの選び方も少しおしゃれで、あか抜けたイラストが付いているような、時間をかけて選んだようなレターセットでした。
手紙の終わりには「いつもあなたのことを祈っています」と、必ずといっていい程書いてありました。
何度も何度も来る手紙にはこのうようなフレーズが多かったです。
手元にクリスマスカードがありますが、そこには「毎日いつも祈っています 母より 2005.12.16」と書いてあります。
また、「あんたのためにどれだけ祈ったかわからない・・・」そう直接母から言われたこともあります。
私としては、ここまで祈っていただいた母に対して、果たしてお返しができたのだろうか?生前親孝行がまだ足りなかった分まで、何かしてあげたい、という気持ちを含めてこのサイトを書いています。
このことから、母の願いのひとつは私が元気で人様の役立つ立派な人に育ってもらうことだと思っています。それが、母の供養につながるように思います。
プレゼントに星の王子様
誕生日にはいろいろなプレゼントをもらいました。
そのうちのひとつで、よく覚えているのが「星の王子様」の本です。
プレゼントされて、初めて本格的に読みました。そこには母が私に対して何らかしらのメッセージが込められていると思っています。
本のセリフの一部をここで紹介させていただきます。
心で見なければものごとはよく見えないってこと。 大切なことは目に見えないんだ
もしも誰かが、何百万も何百万もある星のうち、たったひとつに咲いている花を愛していたら、その人は星空を見つめるだけで幸せになれる。
あれこれ言う陰には愛情があったことを見抜くべきだった。
バラは、嘘や強がりやワガママを言って王子さまを困らせます。
ふたりはケンカをして、王子さまはバラを置いて星を出てしまいます。
そのとき、一匹のキツネが言いました。
もう一度バラと会ったら?キミのバラがこの世で一輪だけだってことがわかるから
きみがバラのために費やした時間の分だけ、バラはきみにとって大事なんだ
母が好んで大切にしていた星の王子様の物語。
皆さんも、ぜひ、改めてご覧になっていただいては如何でしょうか?
そこには、愛のメッセージであふれています。